【運動を始める前にチェック!】痛みから守る膝の知識

膝の写真

こんにちは!

前回の投稿でも少し触れましたが
今回は”膝”について解説していきます。

 

日頃何気なく曲げ伸ばしを行っている関節ですが
その機能が歪められて動かしていることがしばしば見受けられます。

ご自身が当てはまることがないかぜひ確認してみてくださいね!

 

膝関節(大腿脛骨関節)とは

太ももにある大腿骨と脛の部分の脛骨を繋ぐ関節です。
脛骨の横には腓骨が寄り添っています。
その上に蓋をするように膝蓋骨(お皿)が乗ります。

蝶番関節という分類で
基本的に扉の蝶番のように曲げ伸ばしの方向に動きます。

1、大腿部と脛部を繋いでいる主な靭帯です。
  • 前十字靭帯
  • 後十字靭帯
  • 内側側副靭帯
  • 外側側副靭帯
2、大腿骨と脛骨の間には緩衝材としての半月板が内と外に2つあります。
3、膝関節に関わる主要な筋肉です。

太もも前面
大腿四頭筋

  • 大腿直筋
  • 内側広筋
  • 中間広筋
  • 外側広筋

太もも後面
ハムストリングス

  • 大腿二頭筋
  • 半腱様筋
  • 半膜様筋

太もも外側

  • 大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)

太もも内側

  • 縫工筋
  • 薄筋

脛後面

  • 腓腹筋
  • 膝窩筋

これだけの筋肉が膝の関節の動きに関与しています。

 

では続いて動きに関しての解説です。

膝の関節は上述した通り
扉の蝶番のような働きを主とした関節になります。
その基本的な動きの角度は

  • 伸ばす(伸展)0度
  • 曲げる(屈曲)140度

です。

そのため、捻りや横滑りのような動きを柔軟的に行える関節ではありません。

以上が膝関節の解剖的な概要になります。

 

膝周辺に関わる歪みやエラー

上記で挙げたように膝に関わる筋肉は多数あります。
ここからは膝周辺に見られる
とても身近な姿勢のエラーについてご紹介します。

 

ニーイン

膝が内側に入り込んでしまっている状態です。

つま先が向いている方向に対して
どのような方向に向いているかということがポイントです。

つま先を正面に向けて立った時に
太もものラインが内側に向いており
2つの膝のお皿が近い方はこのエラーが出ています。

代表的なものとして
右のX脚がイメージしやすいです。

膝とつま先が同じ方向に向かないことによって
蝶番として綺麗に閉じる機能が損なわれます。
したがって、半月板や靭帯などの組織にかかる負荷が高まります。

反張膝

膝が0度よりも伸び切り、逆反りした状態です。

身体を横から見た時に脛や太ももを繋ぐ直線が過度に前傾している場合
この反張膝に該当します。

特に日頃、ヒールを履く機会がある女性
バランスを取る為にこのように姿勢を変化させることが
しばしば見受けられます。

 

ご紹介した2つのエラー姿勢は
特に女性で見られることが多いです。

どちらにも共通する事は
エラー姿勢を有する方は腰を反りやすいという特徴があります。

簡単に曲げ伸ばしができ、日常的に使いやすい関節なだけに
多用され、怪我や痛みを抱える方も少なくありません。

姿勢のエラーは日ごろの積み重ねの結果です。

ちなみに膝は運動中にも怪我をしやすい箇所です。
動かし方など動作パターンの変化や
日頃の姿勢の変化は
運動中の怪我のリスクをより高めます。

気づいた時にすぐ改善を試み始め
痛みや不調につながる前に機能的なカラダを手に入れましょう!

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。