こんにちは。
本日はお客様に質問頂きました『脂肪ってどうやって燃焼していくんですか?』に回答してまいります。
巷では脂肪を燃焼させる為に有酸素運動をしよう。トレーニングをして脂肪を燃やそう。そのような認識の方が殆どだと思います。実際色々な方法ありますが、その通りで活動エネルギーを増やすことによって脂肪は燃焼していきます。
前にヒトの脂肪の種類を掲載しました。
そして脂肪の細胞には2種類
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。
白色脂肪細胞とは?
単胞性脂肪細胞とも呼ばれ、大型の脂肪滴が存在して核や細胞小器官が辺縁に圧迫されている貯蔵型の細胞の事。
貯蔵型の脂肪細胞なので分かりやすく言うと主に体脂肪という認識で良いと思います。
褐色脂肪細胞とは?
多胞性脂肪細胞とも呼ばれ、小型あるいは中型の脂肪滴が多数存在し細胞小器官が発達している代謝型の細胞の事。
代謝型の細胞で一昔前は肩甲骨周りに多く存在すると言われていましたが今は他にも情報色々あります。この褐色脂肪細胞を活性化させていくのはとても重要です。
では本題の
脂肪はどうやって燃焼していくの?
この写真見てわかるように体脂肪は固形になっているので、この脂肪を
分解→燃焼→気化
して体外に出ていく分けです。最終的には気化するので皮膚からや、もしくは下品な話ですがゲップやオナラなどから出てくることも考えられます。w
脂肪を分解させるには?
運動など活動エネルギーを上げるのが一番早く効果的な方法です。
運動なら何でもよい?
運動にも無酸素運動と有酸素運動があり、
無酸素運動は酸素を体内に取り込まず負荷の強い動きを短時間続ける筋力トレ―ニングや短距離走など。
有酸素運動は酸素を体に取り込みながら、比較的負荷の軽めな動きを長時間続けるもののこと。ウォーキング、ジョギング、水泳など。
有酸素をして脂肪を燃焼すると良く耳にすると思いますが
燃焼の前に分解させる必要があり筋力トレーニングなど無酸素運動が分解には効果が高く早いので、どちらも必須です。
運動の順番はどちらでもよい?
脂肪燃焼を促進していく上では無酸素運動→有酸素運動が効果的です。
無酸素運動で筋肉が損傷されると、それを修復しようと身体から成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンが分泌されると脂肪の分解が進みます。
そのあとに有酸素運動を組み合わせて燃焼を促進すると効果高く理想的です。
逆に有酸素運動から始めると有酸素運動は遅筋繊維を多く動員して遅筋繊維が活性化すると成長ホルモンの分泌が低下するのでお勧めしていません。
他に質問を頂きました
カロリーを落とせばエネルギーが不足して脂肪燃焼するのでは?
前回記事にも書きました。
[box04 title=”重要”]基礎代謝量を下回るカロリーにすると身体が省エネモード(エネルギーを使わなくする)為逆に筋肉の分解が進み脂肪が燃焼するどころか増えてしまう傾向になります。[/box04]
どの環境が燃焼効果が高いのか?
運動後、栄養摂取後、睡眠時、この3つは燃焼効果が高い状態になっております。
運動後は上記で説明した通り。栄養摂取後は
食事誘発性熱産生 / DIT 食事をした後安静にしていても代謝量が増大します。
こちらも以前記事にも書きましたが
食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。
【たんぱく質摂取時は約30%、糖質摂取時は約6%、脂質摂取時は約4%】
通常の食事はこれらの混合なのでだいたい10%くらいです。食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです。
タンパク質は筋肉を構成する栄養素として必須なエネルギーですが代謝を上げるのにも重要は栄養素となっているのが分かります。
E-studioのお客様にたんぱく質たんぱく質としつこいくらい申すのはこの為です。
そして睡眠時は成長ホルモンが分泌されていますので脂肪の分解を促進しています。
まとめ
以上の事をわきまえてまとめていくと
脂肪を燃焼させる理想的な方法は
トレーニングで褐色脂肪細胞を活性化。
成長ホルモンを分泌させ脂肪分解を促進。
有酸素運動で分解させている脂肪を効果的に燃焼。
タンパク質多めの食事で代謝を誘発させる。
しっかり睡眠をとり脂肪分解をより促進。
この一連の流れが脂肪燃焼には効果が高いと思います。
E-studioではパーソナルトレーニング後の有酸素マシンを無料でお使い頂けます。
脂肪燃焼には理想的な環境でお客様にパーソナルトレーニングを提供させていただいてます。
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本日は脂肪はどうやって燃焼しているの?解説させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。