こんにちは!
今回はみなさんがやりがちで、『簡単に食べ過ぎを引き起こす食週間』についてお話します。
食べ過ぎを呼ぶ食習慣
早速ですがこんな食習慣を送っていませんか?
例えばあなたが、忙しいオフィスワーカーだとします。
あなたは今日お昼休み後に行われる会議で新しいプロジェクトの企画書を発表するという重大な役目を託されています。
そうなるとあなたは「午後一で会議があるから昼休み中に会議で提案する企画書の見直しをしたいな」
と思い、資料に目を通しながらお昼を食べています。
このときあなたは
「企画書に不備がないか?」「この内容で大丈夫だろうか?」
あなたの意識は完全にこの先の会議の事で頭がいっぱいです。
午後になり、無事に会議で企画案を発表出来たあなたは、上司からも高評価を貰いほっと一安心、家に帰り毎週楽しみにしているTVドラマを見ながら晩御飯を食べます。
もちろんこの時もあなたの意識は目の前の美味しそうなご飯ではなく、ドラマの主人公が物語の真相を暴いていくところに向けられています。
Q.あなたはこの日に『何を』『どれだけ食べたか』覚えているでしょうか?
恐らくほとんどの方が何を食べたか即座に思い出せず、さらには実際に食べた量よりも少なく見積もるはずです。
そしてこうした状況に陥りやすい人は食べてもすぐにお腹が空いてしまい、間食も多くなりやすいです。
では一体、なぜそういったことが起きるのでしょうか?
ながら食べは食べ過ぎの原因に!
なぜこのような事がおきるのかというと、
実はこの何かをしながら食べるという行為があなたの食に対する満足度を下げて、食べ過ぎを引き起こしている原因なのです!
現代はよくも悪くも暇つぶしのツールが沢山あります。
特にスマートフォンなどのデジタルデバイスはTVに変わり、みなさんの意識を釘付けにしてしまいます。
この、意識が他に向いている状態での食事というのは、私たちが思っている以上に食事の質を下げてしまいます。
食事の質とは満足度の事です。
その満足度は食べたから満たされるのではなく、実は目で見ることでも満たされていくことがわかっています!
そして視覚情報が少ない状態での食事は総じて食べ過ぎを起こしやすいという事が分かっています。
食べた量を少なく見積もり食べ過ぎに!
食べ過ぎに関するポテトチップスを使った面白い実験があります。
袋に入ったポテトチップスを食べてもらいます。適当なところでポテトチップスを取り上げて
「あなたは今どれくらいポテトチップスを食べましたか?」と質問をすると、ほとんどの人が「半分くらい」又は「1/3くらい」と答えましたが、
実際には半分以上食べていたりほとんど食べきっていました。
ここからわかるように、
私たちは視覚情報がない状態だと自分で思っているよりもかなり食事量を甘く見積もる傾向があるようです。
スマホをいじりながらで視線が食べている物に集中していない状態というのは
自分が今どれだけ食べたかを分からずにいるようなもので食べ過ぎを引き起こしていきます。
また、視覚情報以外にも何かに意識が取られている状態での食事は咀嚼回数が減り、
満腹感を感じにくくなり、つい食べ過ぎてしまうのです。
肥満の子供を対象にした家庭調査でも、
食事の時にTVや動画などを見ている家庭では肥満に子供が多い傾向にあり、
逆に食事の時はTVを消すなどの食事に集中している家庭では肥満の子供は少ない傾向があるという調査報告もあります。
TVやスマホをいじりながらの食事は、食事だけに集中して食べるのに比べて摂取カロリーが71%も増加するそうです。
食べ過ぎを防ぐには?
こうした食べ過ぎを防ぐ方法はとてもシンプルで、食事をする時は
他の事を一切しないようにする
これだけで比較的簡単に食べ過ぎを防ぐことが出来ます!
食事に集中する
他の事をやめると必然的に食事に集中でき、食べている物の食感、温度、味などを感じることができて満足感を得られます。
また食事に集中するとしっかりと咀嚼をして食べるようになり、圧倒的に食べる量を減らすことが出来るので、摂取カロリーを抑えることが出来ます!
その結果、「体重が落ちない」「ダイエットが成功しない」というような方は
基本的に食べ過ぎてしてしまっているのが原因なのでそれを防げればダイエット成功に大きく近づきます!
更に食事に集中するという事は今、目の前の事に集中するトレーニングにもなりますので集中力を高めることができ、生産性を大きく上げることも出来ます。
実際にやってみるとわかると思いますが、今までスマホをいじりながらや動画やTVを見ながらの食事になれてしまっていると、何だか食事だけをすることに違和感を感じるかもしれませんがここは耐えましょう!
なかには「何かしていないと落ち着かない!」なんて思う方もいると思いますが、それは食事に集中できていなかった証拠です。
食事に集中してみると意外とそんなに食べなくても「もう食べなくていいかな」と感じ始めるようになります。
こうなれば食欲のコントロールが出来てきた証拠なので、あなたのお腹周りのお肉が落ちていく日も近いでしょう!
ただ食事中に他の事をしないだけですが、ダイエット効果や集中力を高める効果もあるのでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
コツは食卓にスマホやタブレット端末、テレビのリモコンなどを置かないようにし、その他にも気を逸らすような物は近くに置かず、食事に集中出来る環境を整えることが大事です。
私たち人間は目の前にある物に価値を大きく感じ、遠くにあるものは低く感じます。
視界からスマホなど、気を逸らすものを排除する事で自然と食事に集中出来る為、おススメのテクニックですので是非ためしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
あなたが太ってしまう最大の原因は食べてる物だけではなくてその環境にもあったのです!
食事をする時は食事だけに集中する事で、食べ過ぎを防ぎ、摂取カロリーを抑えてくれます。
お手頃な方法ですが非常に効果が高いので是非今日から実践してみてください。
今までよりも食べる量を無理せず減らしていけます!
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。