冬は特にご用心!血圧から考える体調管理

こんにちは!

ダイエットをする方の中には血圧の異常を抱えている方もいらっしゃいます。

今回はそんな血圧について解説していきます!

血圧とは血管の中を流れる血液が血管の壁に与える圧力のことを指します。

高血圧

上の血圧 収縮期血圧

心臓が収縮することでもっとも強い圧力がかかっている時の血圧

下の血圧 拡張期血圧

心臓が拡張してる時にかかる血圧

拡張期血圧が高くなるのは抹消の血管が硬くなることで起こります。

血圧の測定は
診察室血圧、家庭血圧ともに複数回測った平均値を判断します。

血圧の区分は以下の通りです。

分類診察室血圧家庭血圧
収縮期血圧拡張期血圧収縮期血圧拡張期血圧
正常血圧120未満  かつ  80未満115未満  かつ  75未満
正常高値血圧120-129  かつ  80未満115-124  かつ  75未満
高値血圧130-139 かつ/または 80-89125-134 かつ/または 75-84
I度高血圧140-159 かつ/または 90-99135-144 かつ/または 85-89
II度高血圧160-179 かつ/または 100-109145-159 かつ/または 90/99
III度高血圧180以上 かつ/または 110以上160以上かつ/または 100以上
(孤立性)収縮期高血圧140以上  かつ  90未満135以上  かつ  85未満

高血圧の治療の際は診察室血圧の目標を設定します。

75歳未満 130/80未満

75歳以上 140/90未満

高血圧を放っておくと、動脈硬化心臓病腎臓病などのリスクが高まります。

高血圧の多くは生活習慣と関連していることが多く
軽症の場合は生活習慣の見直しで改善することも多いです。

  • 肥満の予防や改善
  • 食事面で、減塩、飲酒機会や量を減らす
  • 運動習慣
  • 禁煙

低血圧

WHOが定める世界基準では

収縮期血圧 100以下

拡張期血圧 60以下

となります。

高血圧とは異なり
血圧が低いことが、必ずしもそのまま病的な状態とはなりません。

血圧が低いことによる主な症状としては

立ちくらみ、めまいが一番多く、朝起き不良、頭痛・頭重、倦怠感・疲労感、肩こり、動悸、胸痛・胸部圧迫感、失神発作、悪心などが挙げられます。

治療をするのは、血圧が低いことによって上記のような症状が現れた時になります。

治療方法は

  • 昇圧剤などの投与
  • 規則正しい生活を送る事
  • 運動療法
  • たんぱく質をしっかり摂り、バランスの取れた食事

などが挙げられます。

まとめ

健康に問題を抱えていない人の中には
自分の血圧の数値を把握していない人も多いかと思います。

社会人になったり、生活の環境が変わった方は
体重や体型の変化とともに血圧が上がる可能性もあります。

血圧が高めな方は生活習慣の見直しから
現在異常の無い方は、将来的な肥満の予防などは
意識して生活をしてみましょう!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

参照 高血圧治療ガイドライン2019