こんにちは!
本日は悩んでいる方も多いであろう
肩こり
に関連したお話をしていきます。
一般的に肩こりは病気やケガではなく
不定愁訴といわれる体調不良を指すことが多いです。
例えば重いものを長時間持って疲労して肩周りが張るなどということもありますが
慢性的なものを肩こりと感じることが多いようですね。
さてそんな肩こりですが
慢性化し状態が悪化すると頭痛や吐き気につながる方もいらっしゃいます。
ではなぜこのような不調感を感じるのでしょうか?
病気やケガの場合を除いて
基本的に不定愁訴は血液がうまく循環していないことによって生じます。
人間のカラダには隅々まで血管が通っており
血液が循環することにより私たちは生きています。
そしてその血液を循環させているのが筋肉です。
筋肉はゴムのような性質を持っており
伸び縮みを繰り返すことで私たちのカラダは動いています。
その中で、縮んだ状態や伸びた状態が長時間続くと力が弱くなっていく特性があります。
ちなみに上記のような状態が続くことで
血液循環の機能も働きにくくなるので不調感が出やすくなります。
つまり筋肉をしっかり動かすことさえできれば不定愁訴を改善していくことにつながります!
肩こりはカラダのどの部分なの?
私たちが肩こりとして認識している場所の多くは僧帽筋という背中の筋肉です。
僧帽筋は背中の中でも大きな筋肉で
下は腰のあたりから、上は後頭部のあたりまでの広範囲にあります。
したがって、首の動きや肩甲骨の動きにもとても関与しているのです。
例えば、現代はスマートフォンやパソコンが進歩したことにより
画面とにらめっこする時間が増えてきました。
自分の目線より下にあるものを見る際、人の頭は前方に傾きます。
個人差はありますが
頭は体重の約10%ほどの重さがあると言われています。
体重50キロの方であれば約5キロ。
5キロの物を支え続けるのが大変なのは想像できますよね・・・
ちなみに前に傾けば傾くほど
支えている付け根部分にかかる負荷は高くなっていきます。
例えば、首が30°傾くと、3倍の重さがかかります。
5キロであれば15キロの負荷になるのです。
そんな頭を支えているのが主に僧帽筋です。
常に緊張状態にあったら、疲労してくるのはなんとなくお分かりいただけますよね!
加えて、人間の骨格はさまざまなバランスのもと成り立っていて
頭が前方に傾くことでカラダ全体も前方に傾き、筋肉のバランスも変わっていきます。
頭が前方に傾くことで起こる変化としては、代表的なものはストレートネックです。
その他肩が前方に出てくる巻き肩も挙げられます。
姿勢の変化とともに肩甲骨は本来の場所から動き
肩関節の動きにも影響を与えていきます。
肩の動きが悪くなっている方で頭が前に倒れている方も珍しくありません。
筋肉のバランスが変わると上述したとおり血行不良の原因になるのです。
肩が凝ったり不調感がある方は
まず日頃の姿勢を見直すことから始めてみるとよいかもしれませんね!
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最後までお読みいただきありがとうございました。