松永純也 
こんにちは！
新しい年になり
ダイエットを始めようと考えている方も多いのではないでしょうか！
今回はカロリーの観点からダイエット成功へのポイントを解説していきます！
”私たちはなぜ太るのか”
一般的に”太る”とは体脂肪が増えていくことを指します。
ではなぜ体脂肪が増えていくのでしょうか？
現在では体脂肪は悪として考えられることが多いですが
本来、体脂肪はエネルギーをカラダに蓄えておくために存在しています。
体脂肪がないということはそれだけ飢餓に対して弱くなります。
脂質（脂肪）は１ｇあたり９キロカロリーのエネルギーを持っています。
※ちなみに糖・たんぱく質は１ｇあたり４キロカロリーです。
より多くのエネルギーを少ない質量で蓄えるために
脂肪が選択されています。
蓄える為には多くのエネルギーを摂取する必要があります。
私たちは日ごろ活動するためにエネルギーを使っていますので
それ以上のエネルギーを摂取することで体脂肪が増えるということになります。
摂取＞消費＝体脂肪増加
これが”太る”基本的な考え方です。
上記のように摂取するエネルギーより
使われるエネルギーを多くすることができれば
原則的には痩せるはずです。
では
なぜダイエットで失敗するのでしょうか？
これには２つの誤解されているポイントがあります。
- 食べていないようで食べ過ぎている
- 動いているようでエネルギーを上手く消費出来ていない
この２つに共通しているのは
自分が想定している状態と、実際の状態にギャップがあるということです。
”食べていないようで食べ過ぎている”
ここでいう”食べ過ぎ”とはどのような状態を指すでしょうか？
お腹いっぱい食べた=食べ過ぎた
のように、一般的には”量”で考える方が多いです。
しかし、実際のところお腹いっぱいかどうかは必ずしも重要ではありません。
エネルギーの観点では
私たちが生きるために必要なエネルギーが充足されれば良いわけです。
つまり、痩せるという点においての”食べ過ぎ”とは
カロリーの過剰摂取ということになります。
そこで次に重要になってくるのが
自分がどの程度のカロリーを摂っているか
誤差が少なく認識できているか
ということです。
少ししか食べていないのに痩せない
そのような経験はありませんか？
そういった方に多いのがカロリーの過剰摂取です。
これには３大栄養素によるカロリーの違いが関係しています。
- 糖質 1g／4kcl
- たんぱく質 1g／4kcl
- 脂質 1g／9kc
※尚、ビタミン・ミネラルはエネルギーにならないためカロリーはありません
↑のように3大栄養素にはそれぞれエネルギーがあります。
食材のカロリーはこの配分によって構成されています。
例えば、鶏モモ肉で見ていきます。
- 鶏モモ肉（皮無し） 100g／116Kcl
- 鶏モモ肉（皮付き） 100g／200Kcl
- 鶏モモ肉唐揚げ（皮付き） 100g／290Kcl
同じ鶏モモ肉という食材でも、状態や調理法によってカロリーが異なります。
鶏肉の皮は脂が多くカロリーが高くなります。
唐揚げは衣をまとい、油で揚げる為カロリーがより高くなります。
つまり、脂の摂取量が増えるという事はカロリーを減らすために
食事の量を減らさなくてはならないということになります。
唐揚げがダイエットに向かないということは想像しやすいと思いますが
どのくらい向かないのかということまで把握しておくことで
成功により近づくということになります。
以前投稿したカロリーコントロールによるダイエットの記事です。
まとめ
今回は食事のギャップを埋めるという点から解説しました。
ダイエットを成功させるために
日頃自分がどういった栄養からエネルギーを摂っているのか
実際とイメージを近づけていく必要があります。
例えばその手段の一つは、スマートフォンのアプリで管理することです。
ただその手間が面倒な方も多いと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。