こんにちは!
本日は悩みを抱える方も多い
肩回りの不調感が起こりやすいポイントを解説していきます。
以前肩こりに関して、
頭の位置という点でも解説してるのでそちらも併せてご参照ください!
今、世の中的にかなり多い姿勢の乱れの一つが
猫背や巻肩といった肩周辺の不良姿勢です。
パソコンやスマートフォンの普及に伴い
みなさんにも姿勢について感じる部分はあるのではないでしょうか?
鏡を見て気づければまだ良いですが
不調感や痛みになって感じるとカラダも辛いですね!
肩こりについては以前もお話しているので
ここでは痛みの方に目を向けていこうと思います。
不良姿勢によって引き起こされやすい肩の痛みの代表格は
四十肩・五十肩といわれる肩関節周囲炎
です。
肩の構造
私たち人間はとても便利な腕を持っています。
その腕を自由に動かすことを可能にしているのが肩と肩甲骨です。
肩周辺には大小さまざまな筋肉や靭帯、組織が集まっています。
骨と骨を繋ぐ部分を関節といいますが
腕と胴体部分を繋ぐ関節を”肩関節”と呼びます。
肩関節は球関節という形状です。
球関節のため、人は腕を上下左右様々な方向に自在に動かすことができます。
しかし、逆に球関節であるがゆえ
骨同士がぶつかりやすいという構造上のマイナスがあります。
そこで骨の位置のバランスを取っているのがインナーマッスルである
回旋筋腱板(ローテーターカフ)という4つの筋肉です。
※回旋筋腱板(ローテーターカフ)
棘上筋 棘下筋 小円筋 肩甲下筋
このローテーターカフは主に安定筋としての役割を果たしており
肩関節において骨同士がぶつからないようにバランスを取っています。
具体的にどのようにバランスを取っているかというと
求心性という性質が働いています。
求心性というのは中心に近づけていくという性質で
ここでいうところ、上腕骨が機能しやすい場所に位置するということです。
姿勢の乱れるのと共にこの求心性が失われ
ローテーターカフは本来の筋の長さより伸びたり縮んで機能されにくくなります。
そして筋肉は本来の長さよりも伸びたり縮むことで
血行不良になり不調感が出やすくなります。
このように本来の場所でなく、本来の機能を果たせていない状態で
無理に稼働させることで痛みを抱える方も多いようです。
求心性が失われていくのは
求心性が機能しないほど筋肉のバランスが乱れているということです。
使うべき機能をみなさんは使えていますか?
現代は生活スタイル的に
背中が丸くなり、上腕骨が前方に変位するということが起こりやすくなっています。
もちろん、肩を痛める原因はそれだけではありませんが
機能的ではない体の動かし方はそれだけ
不具合を起こしやすいリスクを抱えているということになります。
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痛みがない今が正常なのではなく
痛みがない、不調感がないうちに本来の機能を取り戻して
動きやすい体を作っていきましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました。