松永純也 
こんにちは!
今回はトレーニング効果が、タイミングによって変わるというお話です。
せっかく運動をするならしっかり効果を出したいと思いますよね？
実はトレーニングはダイエットや筋肥大など、目的によって行う時間を変えることでより目的に合った効果を得られます。
ダイエットならば朝がベスト！
まず、トレーニングの目的がダイエットであるならば朝の運動をおすすめします。
朝の運動にはその日の代謝を上げる効果があり、一日の消費カロリーを多くしてくれます。
朝に運動を行うと、交感神経が優位になり体を目覚めさせダイエットの為に必要な消費カロリーを増やしてくれる嬉しい効果があるのです。
何故交感神経が優位になると代謝が上がるのかというと、私たちの体には交感神経と副交感神経の2つの自律神経があり、この2つの自律神経の状態によって代謝が変わるからです！
体や脳を興奮状態にし、活動に備えるのが交感神経、逆に落ち着きや睡眠を促すのが副交感神経となっております。
交感神経は主に朝起きてから徐々に優位になっていき昼過ぎから夕方がピークになり徐々に下がっていきます。
その後は副交感神経が優位になっていき段々と睡眠の準備に入っていきます。
交感神経は活動するために働き、副交感神経は休ませる為に働く為、当然交感神経が優位になっている時の方が活動が多くなります。
そしてより多く活動するために交感神経が優位になっている昼間は体を動かすエネルギーを作る為に代謝が上がります。
普通であれば代謝が高まるのは昼過ぎからになるのですが朝に運動をすることで交感神経を優位にさせ、朝から代謝の高い状態に出来ると考えられているのです！
その他にも朝の運動は酸素を脳にしっかりと送り届ける効果もあり、脳機能が向上するというデータもあります。
実際に朝運動する人としない人とではその後の作業効率、学習能力にも違いが見られ、朝に運動した人たちの方が作業効率や学習能力は良くなっていました。
朝の運動はダイエット効果だけでなく頭にも良いという事です!
筋肉を付けたいのなら夕方！
次に筋肥大目的ならば夕方17時ごろがベストです。
私たちの体は朝起きた瞬間からどんどん体が動くようになっていき一番体が動くようになるのが夕方の17時と言われております。
その為この時間帯には一番パフォーマンスを発揮しやすくウェイトトレーニングでも重さを扱いやすくなるのでトレーニング効果が上がります。
筋肥大をさせる為にはやはり、ある程度の負荷をかけていく必要があり、自重や軽すぎる負荷では最初こそ筋肥大しますが、そこからは筋肥大しづらくなり、最終的に平行線になってしまいます。
その為ウェイトトレーニングで筋肉に負荷をかけてあげるのはとても理に叶ったトレーニング方法です。
ウェイトトレーニングで100％のパフォーマンスを発揮できればより、高負荷で行う事が出来、筋肉にしっかりとした刺激を与えられ筋肥大の効果が高まります。
逆に朝、高重量を扱うようなトレーニングでは体がまだ起きておらずウォーミングアップに時間がかかったり、夕方に比べ体が上手く動かない為怪我に繋がる可能性もあります。
こうした理由から筋肥大の為にはトレーニングは夕方に行うのがベストであり、トレーニン内容も高負荷のトレーニングでガンガン追い込めるようなもので自分の限界にチャレンジするような物がおススメです！
また、トレーニングの目的に応じて、時間を変えることでトレーニングの効果を上げるだけではなく、怪我の予防にも繋がっていきます。
さいごに
いかがだったでしょうか？
トレーニングのタイミングで効果が変わるのでこれを利用しない手はありません。
しかし、まずは継続しないとどんなに良いタイミングでトレーニングをしても効果が出ないので無理にこの時間に合わせるのでは無く、最初はあなたが継続しやすい時間から始める方が一番重要です。
例えばダイエット目的でも『朝仕事が早く、朝の運動の時間の確保が困難な場合は無理に朝行わず夕方や夜に行っても大丈夫です。』
継続が出来るようになりある程度時間のコントロールが出来るようになったら時間を上記のタイミングに変えてみましょう！
朝の運動は一日の代謝を上げてダイエットに効果的
夕方の運動は体が一番動くので高重量を扱う筋トレ向き
まずは継続できる時間でやる
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最後までお読みいただきありがとうございました。
