こんにちは。
本日はダイエットにおける根本的なお話をします。
ここまで色々なダイエット法をご紹介してまいりました。
糖質制限
通常主食を糖質(グルコース体)から脂質に変え(ケトン体)て体重、体脂肪率を落としてくダイエット法
脂質制限
主食の糖質(グルコース体)をメインに脂質を抑え除脂肪体重を増やし体脂肪率を落としてくダイエット法
そして前回記事にあがったプチ断食法
オートファジー
狩猟民族がモチーフになっており今巷で流行り始めているようです。
なぜこのように色々なダイエット法が誕生するのでしょうか。
生活環境や食生活に自分はどれが見合ってるのか。生活習慣によって合う合わないもありますが違いがあります。
上手に変化が出なかった例としては
糖質制限では
女性では生理が止まってしまった。
けだるさがぬけない。
身体がうまくケトン体にならず効果が出ない。
脂質制限では
肌がカサカサになった。
外食だと食べられるものにかなり限りがありストレスが強い。
思ったより筋肉が増えない。
などオートファジーにおいても反応が鈍い方などもあります。ではなぜこのように反応が様々なのか。
これはその人の持ってる身体の機能には個人差があるからです。
色々なお話や体験談にもよく出てくるこの個人差があります。
一見都合の良い言葉に思われがちですが実際個人差があるのは事実です。
以前の記事で人間の代謝について
このような記事がありました。
この記事内の基礎代謝を内訳して見るとこのようになります。
グラフで多い順から時計回りにまとめてみました。
ヒトの体はこのような代謝率になっています。グラフを見るとわかるように骨格筋が一番の割合を占めています。
そしてトレーニングや運動などによって増やすことができるのが、この「骨格筋」。
つまり骨格筋は運動やダイエットの成果が出ているかどうかを判断する指標になるので
ダイエット=トレーニング(パーソナルトレーニング)とイメージされている方も多いと思います。
ですがトレーニングをして骨格筋をあげても殆どの方はダイエットには成功しません。それは骨格筋が上がれば体重が落ちていくのではなく骨格筋が上がればエネルギーを消費しやすい体質になるという事だからです。
なのでダイエットにはトレーニング+栄養管理は必須で色々なダイエット法があるわけです。
上の表をみてもらうと臓器が代謝の半分以上を占めています。その中で最も高いのが肝臓
そしてこの肝臓の肝機能はかなり重要です。
肝臓は食べたものの栄養殆どをエネルギー変換させる機能を持っています。
肝機能の主な働き
糖の代謝 血液中糖濃度に応じて貯蔵したり血液中へ放出したりする ことで糖濃度を一定に保つ機能。
脂質の代謝
脂質を分解しエネルギーを作り出すことができる機能。
アミノ酸(たんぱく質)の代謝
アミノ酸からたんぱく質の合成する機能。
3大栄養素は肝臓で代謝されていきます。
次に代謝率が高い脳のエネルギー源はブドウ糖です。低血糖になると脳の働きが悪くなり頭が痛くなったりボーっとするのはその為です。
糖質制限において糖質を減らすと脳の働きが一旦低下しますが糖質が枯渇し身体がケトン体になると、そのケトン体は脳でブドウ糖に変換するので脳の代替エネルギー源となります。
そしてそのケトン体の合成も肝臓が担っています。
これら以外にも様々な役割を担っている肝臓は役割がとても重要で肝機能が低下していると食事制限をしても上手に変化が出ずらいことになるわけです。
トレーニングで骨格筋を増やし消費しやすい身体に。
肝機能を高めより代謝を上げよう。
トレーニング+栄養管理と肝機能を高めればダイエットは身近になります。
まとめ
上に挙げた変化がでなかった例でケトン体に上手に変化しない人や筋肉が中々増えない人など実は肝臓が関係してる可能性があったりするわけです。
肝機能の乱れには
不規則な生活習慣。偏った食事。アルコールの過剰摂取。など要因は様々ですが
規則正しい睡眠や栄養においては加工食品は控え天然食品を中心に摂取したりアルコールなど過度に摂取してしまったらお水を沢山摂取して休肝日を設けたり肝臓を休ませる事も必要です。
逆を言えば上手に食事制限しているのに変化が出ない人は肝機能障害の可能性があるので血液検査で肝機能を調べてチェックするのも必要かも知れません。
先天的に元々代謝障害を持ってる方も居ますし、今は血液採血で三大栄養素の代謝率なども調べることが出来ます。
ダイエットを上手に行い、より快適な生活を目指して頑張っていきましょう。
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本日はダイエットにおける根本的なお話をさせていただきました。
この記事が少しでもお役に立てることを願っております。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。