松永純也 
こんにちは！
今回は腰を骨盤の視点から解説していきます。
腰痛を慢性的に抱えている方や
特に女性の方はぜひこの記事をチェックしてみてください！
反り腰とは
反り腰とはその名の通り
腰が過度に反っている状態を指します。
ここで重要なのは”過度に”という点です。
腰（脊柱）と腰は仙腸関節をとして繋がっています。
そのため
骨盤が動く ⇔ 背骨が動く
⇩
骨盤が前傾する ⇔ 腰が反る
骨盤が後傾する ⇔ 腰が丸まる
という相互関係が成り立っています。
前提として
人類の骨盤はニュートラルポジションがやや前傾位になっています。
そのため”腰を反っていること”自体に問題はありません。
しかし、上述したように中には”過度に”反ってしまっている方がいます。
そういう方を一般的に”反り腰”と呼んでいます。
反り腰とニュートラルポジションの境界線は？
横から骨盤を見た時に
上前腸骨棘（ASIS）と上後腸骨棘（PSIS）が
だいたい二横指（指を横向きに2本分）の幅の傾斜です。
- 二横指よりも幅が狭い ⇒ 骨盤後傾
- 二横指よりも幅が広い ⇒ 骨盤前傾
となります。
つまり、常態的にASISとPSISの幅が変化している場合
前傾又は後傾に変化し
骨盤周辺の筋バランスが変わってしまっていると
考えられます。
その他の骨盤の傾斜を確認する方法としては
仰向けで脚を伸ばしたまま寝た時
腰の下にどのくらいのスペースが空いているか見るという方法があります。
目安は手がどのくらいスッと通るかを見ます。
ニュートラルはおよそ手のひら一枚が通るくらいと言われます。
ただこの方法の問題点は
体脂肪の量によって手の通る感覚に誤差が生じることです。
しっかりと背骨の下のスペースを確認することが重要になります。
尚、今回は反り腰に関してなので補足程度ですが
骨盤後傾も過度になると脊柱周辺の組織に負担がかかるので
不良姿勢に該当します。
まとめ
私たちのカラダはニュートラルポジションを確保できれば
不調感などは基本的に出ないようにできています。
ただ多くの問題はそのニュートラルポジションがどこなのか
わかっていないということです。
何が普通で何が普通ではないのかを押さえた上で
自分が今どのような状態なのか知ることが大切です！
※尚、骨格の違いなどがあるので個人差はあります。
E-studioの体験ではカラダの動きや、姿勢のチェックを行います。
自分のカラダの見直しをしたい方はぜひ体験から始めてみましょう！！
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最後までお読みいただきありがとうございました。