美容や健康ダイエットにも必要なビタミンの力!(後編)

ビタミン豊富なフルーツ

こんにちは。

本日は前回ビタミンB群のお話をした他のビタミンについて解説していきます。

前回の冒頭で述べたビタミンについて

ビタミン

生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称。

ビタミンは5大栄養素の一つで3大栄養素に次ぐ大事な役割を担っています。

ビタミン(ヒト)は13種類あり殆どの場合、生体内で十分量合成することができないので主に食料から摂取されます。

またビタミンは水溶性脂溶性に分けられます。

それではここからビタミンB群以外の説明をしてきます。

ビタミンA (脂溶性

ビタミンAと呼ばれている物質としてはレチノール と呼びます。
レチノールは必須栄養素で皮膚細胞の分化を促進します。
よく聞く名前でベータカロテンビタミンAの前駆体です。

ビタミンAは高温において酸化・分解を受けやすく油脂に溶ける性質がある。「油を利用して調理したほうが摂取の効率がよいので短時間で調理でき、たくさん野菜がとれるバター炒めは良い調理法」と広く知れ渡っている。

食べ物では緑黄色野菜や鶏卵、牛乳、レバーに多く含まれます。
欠乏すると目の乾燥や感染に対する抵抗力の低下や成長不良などがあげられます。

ビタミンC(水溶性

ビタミンCはビタミンの中で最もよく聞く名前ではないでしょうか。
別名L-アスコルビン酸と呼びます。ビタミンCにおいてのデータは
膨大であり大きく関わりのあるデータを抜粋して多めに説明します。

コラーゲン合成に深く関与していて肌や爪など綺麗にし
鉄分やカルシウムなどミネラルの吸収を高め免疫力をあげます。

多くの食品やサプリメントにおいて(レモン何個分のビタミンC)という表現をされる
ことが多いですが、このとき「レモン1個分のビタミンC」は 20mg に換算され
レモンが指標になっていますが含有量としてはグレープフルーツや柚子よりも実は低い
食べ物ではレモン・ライム・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類に多い。

良くビタミンCのサプリメントから栄養摂取される方が多いと思いますがビタミンC錠剤を飲むよりビタミンC入りのガムを噛んだ場合、血中のビタミンCの上昇が速やかに起こり吸収量が多いことが判明しています。

欠乏すると正常なコラーゲン合成ができなくなり壊血病(疲労、倦怠感や筋肉痛)を引き起こす。

ビタミンD(脂溶性

必須栄養素で日光によっても生合成される。カルシウムの働きに関わり骨などの健康に関与する。ビタミンDはさらにD2(エルゴカルシフェノール)とD3(コレカルシフェノール)に分類されヒトではビタミンD3が重要な働きを果たしているのでサプリメントで
販売されているのはているのは殆どがビタミンD3かと思います。

食べ物ではD2ではシイタケなどD3では魚類に多く含まれます。
欠乏すると骨粗鬆症やうつなど引き起こされることがあります。

ビタミンE(脂溶性

ビタミンEは別名トコフェロールと呼ばれ自然界に広く存在し
植物、藻類、光合成生物により合成される。食品添加物の酸化防止剤として
広く利用されている。

食べ物ではひまわり油、べにばな油などの油脂類
アーモンド、落花生、大豆や魚卵類、青魚などです。
欠乏すると不妊症は脳軟化症などいわれていますが植物油に豊富に
含まれている為、通常の食生活で欠乏するリスクはないと言われてます。
ただ過剰摂取すると骨粗しょう症になる恐れが高まるとの報告があるので
摂取量には注意が必要です。

ビタミンK(脂溶性

ビタミンKにはK1からK5の5種類が知られ1,2が主なもので
K1 摂取源としては植物油、豆類、海藻類、魚介類などが挙げられる。
K2 摂取源としては食肉、鶏卵、乳製品、納豆などが挙げられる。
K3 毒性を示すため安価なビタミンK源として動物用飼料に添加されている。
K4 メナジオールとも呼ばれビタミンK3の還元型。
K5 ビタミンK4の水酸基をアミノ基に置換したもの。
ビタミンKは血液凝固に関わる因子を活性化するために利用される。
欠乏すると血液凝固能の低下。骨粗鬆症や骨折、動脈硬化など。

以上がビタミンAから(ビタミンBを除く)ビタミンKまでの解説となりました。

ビタミンBの記事はこちら

さいごに

ヒトの活動エネルギーに必須な3大栄養素に微量元素であるビタミン・ミネラルを加えたものを5大栄養素のうちビタミンの解説をしましたが3大栄養素をより整える(生かす)働きをします。

ビタミンの脂溶性においては過剰摂取すると身体へのデメリットもあるので考慮しつつ

美容や健康にも必須といえるほどサプリメントも流通しており今や身体に欠かせない存在になっているビタミン。上手に活用して綺麗な体つくりを目指してください。

次回は5大栄養素の残りミネラルについて解説していきます。

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