【糖質制限】 VS 【脂質制限】 あなたはどっち派?!

黒板にチョークでVSと書く

こんにちは。

本日は自分がダイエットしていく際に糖質制限が理想なのかまたは脂質制限なのかお客様の経過をもとに色々見ていきたいと思います。

まずはダイエットの原則  摂取カロリー<代謝カロリー
自分の持ってる代謝エネルギーより摂取エネルギーをマイナスにするが大原則でした。

ですがこのカロリーバランスの中で収まっていてもエネルギーが使われず余剰してしまうと数字の変化が乏しかったりするのでPFCバランスを糖質よりにするのか脂質よりにするのか判断する必要があります。

では実際どちらの方がダイエットの目的に効果的なのか

2018年2月にアメリカstanford大学医学部が対象試験を行い2018年3月に海外論文ピックアップ JAMA誌より双方の差なしとの結果を日経メディカルで報じていました。

ですがうちのお客様の経過を見ていくと対象結果に若干の違いがあります。

男性メンバー様で同一人物の方が糖質制限と脂質制限の両方を施した指標結果があるのでそれを見て解説していきます。

まずは糖質制限を1ヶ月続けた測定結果。

糖質制限1か月後

赤く囲んだところが前回測定比較になります。体重が-3.0kgと上手に落ちてますが筋肉量も-1.2kg落ちてしまった為 体脂肪量は-1.5kgなのに対し体脂肪率は前回17・9%でしたので-1.5%でした。

この測定後に脂質制限に変更して約1ケ月後の測定結果。

脂質制限1か月後

赤く囲んだ前回比を見てみると体重は1.6kgと前回の約半分ほど。ですが筋肉量が-から+に転じ0.3kgの増加となりました。脂肪量は2.1kg落ちて体脂肪率は-2.8%と前回の倍近く落ちています。

分かりやすくグラフにまとめてみます。

糖質制限1か月後体重-3.0kg 筋肉量-1.2kg 体脂肪量-1.5kg 体脂肪率-1.5%
脂質制限1カ月後体重-1.6kg 筋肉量+0.3kg 体脂肪量-2.1kg 体脂肪率-2.8%

体重は糖質制限の方が変化が強く 体脂肪率は脂質制限の方がより変化しています。

糖質制限の際は

脂身の多いお肉やお魚とたんぱく源を中心に摂取していました。

間食にはアーモンドやチーズなど。

体重の落ちは顕著に表れましたが筋肉の分解により体脂肪率の落ちはやや鈍化しました。このような傾向になる方は実際に少なくありません。これは体内のアミノ酸が上手にキープ出来ないのが1つの要因として挙げられています。

脂質制限の際は

おにぎり(白米)を中心に脂身の少ないお肉やお魚を摂取していました。

間食には和菓子など。

体重の落ちはやや鈍化したものの筋肉の合成により体脂肪率の落ちが顕著に出ました。主となる糖エネルギーを摂取したことにより筋肉が回復向上していきました。ですが糖エネルギーが余剰すれば体脂肪になり体重の変化がより鈍化または増加します。

この糖質制限と脂質制限の対象結果として共にダイエット効果ありましたが体重や体脂肪率は対照的な結果となりました。これは1日の活動レベルが大きく要因しています。

こちらのメンバー様は建築関係のお仕事をされており朝は早く起床され肉体を動かすのが主なので活動エネルギーがかなり必要な仕事をされています。

糖質制限でのデメリット例

糖質制限の際はケトン体をエネルギーに変換してましたが時期が夏場という事も加味してエネルギー(アミノ酸スコア)不足により筋肉の分解が進んでしまいました。

脂質制限でのメリット例

脂質制限の際は活動エネルギー糖質を多めに入れても余剰することなく仕事の活動により上手にエネルギー変換され消費されていました。筋肉の向上により体脂肪率が大きく減少しました。

測定結果の理想は

体重(減少)筋肉量(±0もしくは増加) 体脂肪量(減少)

こちらのメンバー様に関しては糖質制限よりもマイナスな部分がない脂質制限の方が身体に適しているという事になります。

このようにご自身の活動エネルギーが何に適しているのか見つけるのが大事なポイントになるわけですね。

今までの文章を見ると糖質制限が良くないように見えますがそんな事はなく糖質制限が上手に合う方もいます。 今最も変化が強く出てるメンバー様の測定結果がこちら。

こちらのメンバー様は糖質制限(ケドジェニック)で上手に数字を出しています。赤い囲みを見てみると体重が-2.7kgに対し筋肉量が+1.1kgと増加し体脂肪量は-4.5kg。体脂肪率に関しては前回21,7%なので-5.4%と全てが、ずば抜けてます。

赤囲みの左斜め上を見てもらうと〇が前回★が今回で期間がわずか1か月でこの数値を出しているのは身体のふり幅が大きいとしてもかなり驚異的です。男性で仕事は事務職のオフィスワーク。食事に関しては野菜を中心に肉、魚と召し上がっていました。

上手に糖質を抜け体内のアミノ酸をキープできると効果は絶大です。上手に糖質とお付き合い出来きるかも大事にポイントです。

まとめ

毎回お伝えしていますが自分がダイエットをする際どのかたちが身体にストレスを程よく避けながら出来るかがとても大事なポイントです。

自分が最も好物なものが糖質よりなのか脂質よりなのか見て判断するのも良いと思います。

糖質制限においては肝臓に疾患などお持ちでない健康状態良好な人は2週間ほどで数字に表れてきます。脂質制限においては除脂肪を増やしていくので少し長い目で見ていくのが必要になります。

その辺もしっかりフォローさせていただきます。

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最後までお読みいただきありがとうございました。